誰も説明してくれない「再可決」と「閣議決定」の矛盾
どうしても理解できませんでした。
道路特定財源を今後10年間維持することと、政府が閣議決定した道路特定財源を平成21年度から廃止し一般財源化する方針とのあいだに、矛盾があるではないか、ということについてです。
政治ですから、矛盾や、食い違いや、玉虫色というのはよくあることだと思いますが、いずれにせよ、それなりに理由を示して、大義名分を訴えたりするのが普通ではないでしょうか。その上で、「首相は甲案を言っているけど、最終的には乙案になるだろう」とか、「いやいや本心は丙案だよ」などと予想したり、納得したりするわけです。
しかし、今回はそうした説明がまったくないような気がします。場当たり的で、司令塔不在。誰も絵を描いている様子がない感じです。それゆえに予測もできない。
昨日の再可決について、新聞各紙を仔細に読んでみましたが、「矛盾だ」ということはどの新聞にも書いてありましたが、政府はどういう見解でいるのか、そのあたりの説明が不十分で、いまひとつ理解できませんでした。
半分とはいいません。せめて世間の3分の1くらいの人が納得するような説明をしていただかないと。意見の違いは違いとして、「政府方針にはまったく反対だが、まぁ政府がそういう立場にあるのも理解できないわけじゃない」、というようなことが全然ないのは困ったことだと思います。
自民党もいよいよそうした絵を描いたり、知恵を使う力が衰えたのかと思うばかりです。また、矛盾が矛盾のまま放置され、そのまま流れていく様は、極めて心配です。
さて、有権者の方から質問されても、すっきりとした回答ができなくて困っています。道路予算を確保する法案と、予算を道路に限定しない方針を両立させる矛盾について、また今後の政府の方針について、誰か納得のいく説明をして下さい。お願いします。
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