本日、読売新聞に県連不正経理問題についての特集記事が掲載されました。下に転載させていただきましたので、よくご覧戴ければと思いますが、ちょっと私と認識の違うところがありますので、少し補足をしたいと思います。
まず、小見出しが「主導権争い」となっていますが、そうではありません。
悪いことをした、法に触れることをしてしまった場合に、
「間違ってました、ごめんなさい」と世間様に謝りましょうというのが正しいのか、
「法律なんて関係ないよ。昔からやっていることなので、みんなで内緒にしておきましょう」というのが正しいのか、
争っているのは正邪の問題です。
党運営に対する認識の違いで対立しているわけではありません。そんな程度のことはいくらでも話し合いで解決できます。ウラ金作りや選挙違反に対しての認識の違いが問題となっているのです。犯罪を是とするか非とするか、人としての倫理が問われているのです。
また、細かいことですが、6月29日の常任幹事会が修羅場と化したのは、前日の文書が原因ではありません。28日に行われた役員選考委員会での決定を富岡県連会長が無視して、「成案が得られなかった」との虚偽の理由を掲げ、大会の延期を謀るための常任幹事会を急遽招集したことがそもそもの発端です。
「自分が会長に再任されないから」との理由で選考委員会の決定を捻じ曲げ、大会の延期を画策するという理解不能な行為がなければ、不正経理問題の真相究明も、再発防止策も、有権者へのきちんとした説明も可能だったのです。
党運営に対する認識の違いといった表現で、問題を一般化、矮小化してはいけないと思います。
犯罪行為に対して、謝罪してやり直す気持ちがあれば対立など起きようもないし、富岡氏がルールに則った党運営をすれば、修羅場になどはならなかったのです。
細かなことですが、とりあえず補足をさせていただききつつ、富岡執行部には「過ちを改めるに憚ること勿れ」と申し上げたいと思います。
尚、読売新聞の本紙には、県連執行部の法令違反の具体的な内容が一覧表で載っています。関心のある方は是非ご覧いただければと思います。
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民主深まる亀裂 政治資金疑惑
執行部VS総支部代表県連運営主導権争い
政治資金収支報告書問題を巡る民主党県連(会長・富岡由紀夫参院議員)内の混乱は、執行部と総支部代表の対立が決定的になって3か月以上が経過した。背景には党運営に対する認識の違いがあり、決裂を深刻なものにしている。架空の事務所費で収支報告書を修正した疑惑も浮上し、来年の統一地方選や参院選を控え、説明責任を問う声が強まっている。(笠原一哉)
■修羅場■ 6月29日、前橋市内で開かれた緊急の常任幹事会は修羅場と化した。
「政治資金規正法違反をできれば内部で解決したかったがもはや不可能。全容を公表し、ずさんな会計を良しとする県連体質を世論に問う」
石関貴史衆院議員ら総支部代表5人が前日、県連執行部に送った文書が原因だった。
「(疑惑について)勝手に調査したり、外部に発表することは認めない」
富岡会長が迫ると、石関氏らは拒否。常任幹事から一斉に「党を売る、組織の結束を乱す行為だ」と罵声(ばせい)が飛んだ。
騒然とする中、石関氏と総支部代表らは席を立ち、記者会見をして疑惑を公表。両者の溝は決定的になった。
■大きな変化■ 旧社会党が強かった本県では、県連は単なる連絡調整の機関ではなく、民主党発足後もその運営は、旧社会党時代にならって中央集権的な体制が敷かれ、労働組合や各種団体の代表などが就任する常任幹事らによる会合(常任幹事会、36人)が事実上の議決機関となっていた。各総支部代表もメンバーだが、他県に比べ、割合が低く、県連の指示通りに動くしかなかった。
収支報告書の作成についても、記載漏れのあった5区総支部では、2004年の参院選当時、労組幹部が会計責任者と会計監査を名義上は務めていたものの、収支報告書の作成などの実務はすべて県連事務局が行っていた。チェック機能が働かず、領収書が破棄されたり、会計帳簿が作成されないなどのずさんな管理を招いたと言える。
ところが、昨年秋の衆院選で結党以来初めて、5小選挙区すべてに候補者が立ち、うち4人は「保守系」を自認。労組のみに頼らず、自前の後援会を組織して選挙を戦った。5人は選挙後も総支部代表として残り、総支部主導の党運営を主張した。県連にとっては、大きな変化だった。
■説明責任■ 総支部代表たちの目には、これまでの組織運営が不正経理の温床になったと映っており、中島政希・4区総支部代表は、「各総支部が県連から独立し、総支部代表の責任のもとで会計処理を行うことで資金の流れを透明化し、再発を防ぐ必要があった」と話す。
総支部代表側は、「責任のある人が責任を取ってけじめを付けない限り決着はあり得ない」とする。一方、富岡氏ら執行部は、「県連の倫理委員会の調査で、不正がなかったことが確認されている」との立場を崩しておらず、接点は見えないままだ。
富岡氏は「収支報告書問題の決着が付くまで定期大会は無期限延期」としており、来年の統一地方選や参院選の候補者選びの日程にも影響を及ぼしつつある。9月中旬には、黒沢孝行幹事長の地元労組が不正経理問題を理由に、黒沢氏の県議選の推薦を見送った。説明責任を求める声は県連の外部にも広がっており、問題解決のボールは執行部側に投げられている。
(2006年10月1日 読売新聞)
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